彫刻家 平櫛田中(ひらくしでんちゅう)

明治から昭和まで108年間生きた彫刻家、平櫛田中。

田中の言葉に「刃物が切れすぎると、仕事が痩せる」という言葉があります。

「技術ばかりを見せたがって、真の作品性を失う」、そんな意味らしいです。

これは修行時代、親方から聞いたもの。

道具(技術)が良いのと、センスはまた違う領域のものですね。

まずは頭の中にあるものを表現できること、そのために必要な道具(技術)があれば、それはすべて自分がやらなくても、仲間の助けを借りても良いのかもしれません。

YEARLY