手拭いのお話し

昔、手拭いはよい広告塔だったようです。
こんなおもしろい話を聞きました。

お祭りで神社へ行くと、お清めの手水舎に初めは神社の手拭い、もしくはその所縁のある手拭いが掛かっているそうです。

それを「ちょいと失礼して、」と、商売をしている人が自分の屋号の入った手拭いに掛け替えます。

そしてその人がいなくなるのを待って、次に来た人がその手拭いをどかして自分の手拭いに掛け替える。そしてまた次の人が・・というように、これが繰り返されて、お祭りは手拭いの広告合戦の場になっていたそうです。

落語で出てきそうな、ちょっとほっこりして、クスッと笑える話しですよね笑

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