木元竹裏塀十郎(きもとたけうらへいじゅうろう)

木元竹裏塀十郎(きもとたけうらへいじゅうろう)という言葉を聞いた事ありますか?
これは昔のことわざで、どういう意味かというと、

木元 木を割る時はもとから割ると良い
竹裏 竹は裏(先)から割ると良い
塀十郎 塀は10月に作ると良い(土を塗ると言う意味)

の意味だそうです。
これは修行時代、親方から聞いた言葉。

でも一般的に塀十郎には、「木七(又は六)竹八塀十郎」といい、木は七月、竹は八月にそれぞれ切ると良い、がくっついてるみたいです。
どっちにしても、語呂が良く覚えやすいですね。

因みに、ことわざの中の「竹裏」ですが、私たちは普段、竹の先を裏と呼びます。
先を落としたものを裏っ子と呼んだりもします。

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