こんばんは。
今回は京都、大阪出張の続きです。
大阪で3泊した後、大阪ゲストハウス 「おどり」 の女将さんと京都へ移動しました。
当初一人で金魚さんへ向かうはずでしたが、独立されてからまだ一度も京都へ足を運ばれていないと言うことで、急遽、共に京都入りすることになりました。
京都では修行先の金魚屋さんのほか、お付き合いのある他の京町家ゲストハウスへ挨拶回りに行くと言うことでしたので、いろいろな町家の造りも見たかったので、僕もちゃっかりと着いて行く事にしました。
その前に、京都へ着いてからまず向かったのが、東寺で行われていた骨董市、女将が宿の小物を買いたいと言うことで、これまた着いて行く事に。
すでに終わりに近く大分店じまいが進んでいましたが、それでもお互いに物色を続け、盆栽を沢山売っている店を発見!!
なんとも悩ましい盆栽、鉢植えの数々。
買ったカエデの盆栽 !
クラマゴケの苔玉!
しかし、電車で来た自分には持って帰れないだろうとあきらめつつも聞いてみたところ
「次の日曜日に浅草で店を出すから買うなら持って行ってあげるよ」
このタイミングの良さにびっくり!
すぐさま2点を購入。
そして約束通り日曜日には浅草の植木市へ出向き、おじさんと再会。
「苔玉」 や 「釣りしのぶ」 、うちのメダカのために 「浮き玉」 まで買ってしまいました!
浅草の市の様子
釣りしのぶ
話は京都に。
京都では「錺屋」さん、 「楽座」さん、 「和楽庵」さんの三ヶ所を回りました。
それぞれに女将さんの個性やセンスが出ていて、異なった趣でどれも魅力的でしたが、
驚いたのは同じ京町家造りでも、それぞれ町家自体の造りがかなり違うことでした。
趣味で町家の本は沢山持っているのですが、実際に一日の内に数箇所見れるということもなかなかできないことです。
記憶が鮮明なうちに次々と見ることができたのは、非常に貴重でありがたい経験をさせていただきました。
またそれぞれの女将さんから色々な話しを聞けたのもとても面白い経験になりましたね。
それからは金魚屋さんへ行き、無事、両女将は再開を果たし、夜は近所で 「木音(きおと)」というゲストハウスをやられているご夫妻 (旅先で知り合ったというご夫妻は、とても素敵でお似合いお二人でした!) や、当日金魚さんに宿泊している方々などを交えて楽しい歓談のひと時を過ごしました。
今回、京都、大阪では、観光で行くのとは違い地元の人たちとの交流の中で、沢山の出会いや経験をでき、とても有意義な時間を過ごさせて頂いたことに、出会ったすべての人たちに感謝をしています。
次回は夏に行く予定。
現場仕事だけではなく、様々な出会い、経験を通しても、職人として、また人として成長できる気がします。