ゴールデンウィークは二泊三日で奈良へ行ってきました。
5日からスタートしたので比較的すいていましたが、外国人観光客はものすごく沢山でした。
奈良は修学旅行で行ったきりだったので、正直あまり記憶が無く、奈良公園も街中の公園をイメージしていましたが全然違いますね。公園と言ってもいつの間にかに森や山に居るような広大さで、どこから公園でお寺で山だかわからない、そんな風でした。そしてもちろんシカも沢山。
東大寺の辺りも人気スポットだし、さぞかしわいわいガヤガヤと思いきや、少し道を違えただけでひっそりとした佇まいには驚きました。
奈良と言えば、「入江泰吉」という写真家の写真集を二冊ほど持っています。
奈良、大和路を撮りつづけた写真家です。
テレビコマーシャルで写真を見たのがきっかけで何年か前に購入しました。
東大寺の近くにある依水園という庭園に行くため、東大寺裏の道を歩いていたら偶然その入江泰吉の邸宅に出くわしました。
残念ながらこの日は中は見れませんでしたが、曜日が合えば中を見学できるのだそうです。
あんな素朴で素敵な写真を撮る人はどんな生活をしているのか、次は見てみたいです。
初日は奈良公園周辺と奈良町歩き、二日目は土砂降りの雨の中、庭園をいくつか見て回り、東大寺、春日大社にもお参りに行きました。
最終日は電車で奈良駅から1時間ほど走り「長谷寺」へ。
帰りがけに「今井町」という古い町並みを散策し、東京へ戻りました。
奈良公園にて
ここからは依水園
江戸時代と明治時代に造られ、前園と後園とで趣が違います。
東大寺の南大門を借景といています
飛び石や沢渡石の使い方が面白く、勉強になりました
これは伽藍石といって元は柱の土台に使ったもの、今は庭園の踏み分け石などでよく使われます。
ここでは所々で景石風に使っていました
職業病か、葉の並びも気になってしまいます
こちらはなんと奈良公園内の風景!
まるで山奥の里山の景色ですね。
長谷寺へ向かう参道です。
こんな風景にも出会えました。
長谷寺の有名な上廊、平安時代に造られたそうです。
ものすごく長くてびっくりしました。後で調べたら108間、399段あるそうです!
長谷寺ではボタン祭りが開催されていました。
最後に行った今井町の風景です。
最近はご朱印集めにはまっています!
旅の楽しみの一つです!
奈良は、同じ古都でも京都とはまた違った歴史を感じられる場所。
入江邸も含め、飛鳥方面などまだまだ行ってみたい所が沢山あります。
また近いうちに行きたいと思ってます。