この週末、以前造った大阪のゲストハウスのお庭のお手入れに行って来ました。
普段は電話でアドバイスをして女将自ら鋏を入れていますが、毎年紅葉シーズンで忙しくなる前のこの時期に、年一回だけお手入れを行っています。
そして今年も例年通り、無事に手入れを終え、翌日新幹線までの数時間だけ京都を観光しました。
手入れに行く際は、せっかくなので一日くらいは京都観光できるようにしていますが、今年は忙しくそれは叶わず、数時間だけの京都滞在となりました。
久しぶりに行く京都、空気もひんやりとして、数時間ながら「来たな~」と思いを掻き立てるものがあります。
先ずは、以前願掛けをした伏見稲荷にお礼参りに行くことにしました。
中途半端な時期の平日、人も少ないかと思いきや、外人さんの観光客の多さにビックリしました。山頂を目指し歩きましたが、途中日本人とは数組しか合わず、ほぼ外人さんという光景でした。
伏見稲荷は千本鳥居といって朱色の鳥居がいくつも並んでいる風景が有名ですが、実は鳥居は一万基ほど有り、山の山頂まで繋がっています。
下から山頂まで歩くとざっと二時間ほど掛かるでしょうか。
途中には、いくつもの神社があったり、自然の池があったり、茶屋や土産を売っている店もいくつかありますが、どれも派手さは無くとてもひっそりとしていて正に聖域、神秘的な雰囲気をかもし出しています。
山頂までは楽ではありません。いくつもの階段を上りやっとのことで辿り着きますが、その間ずっと鳥居の中を歩くという、これは他では味わえませんね。
山頂までの鳥居はのぼりと下りで別のルートを歩いて元の場所まで戻れるようになっていて、その他にも東山方面や東福寺方面などに下山できるルートもあります。
今回は元には戻らず東福寺付近まで降りれる山道を歩き下山すことにしました。
東福寺までは山道を歩いて20分くらい、京都駅にも近いし、時間の余裕が無い中ではちょうど良い場所です。
それに東福寺にはいくつもの塔頭があり、何回か行っていますがまだ見ていない場所も沢山あります。(因みに「塔頭(たっちゅう)」というのは、お寺の中にあるお寺の事です)
続きは次に書きたいと思います。