杉並区の庭づくり 1回目

今回から春に行った少し庭作りの事を書いていきます。
場所は都内某所、傾斜地のため家は少し高台に建っています。
ということで、今回は一昨年導入したユニックくんの本領発揮!これぞほんとに持ってて良かった!の一言です。
こちらが作業前の状態。
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写っている木はお客様のご希望で半年前に移植したもの。
ご実家にあった古い木で、全部で3本あります。
なんと真夏の35度はあろうかというに日に移植しました。
今回お客様が希望されている条件は、移植した木を活かしたい。
なるべく常緑樹で構成したい。
そして、庭の下半分がビルトインガレージになっているため土の厚みがなく、雨が降ると水が溜まってしまうのを何とかしたい。
大まかにはこの3つ。
この条件をうまく取り込み、庭を設計しました。
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「この小さなスペースで本当にこんな風になるの?」
お客様は不安気です・・でも答えは「なるんです!」
何もない状態で今は小さく見えても、作っていくと段々と量感が出て次第に広く見えてくるもんです。
「安心してください!これだけのスペースがあれば、立派なお庭ができますよ!」
数案出してベースが決まり、いよいよ庭作りのスタートです!
プランのポイントをざっと書くと
1、 地形を立体的にし、広く見せる。
2、 犬走りは三和土洗い出し風に。
3、 敷地の中央に蹲をつくり、家の奥から蹲まで水の抜け道を作り、蹲下には大きな自然透水桝を作る。
4、 濡れ縁を設置し、道沿いということもあり、視線を遮るような植栽をする。
5、 そして蹲には「水琴窟」を作らせていただきます!
余談ですが、庭を設計する時一番初めに考えることは機能と配置です。
「と」ではなく「機能の配置」、と言っても良いと思いますが、これをゾーニングと言います。
これは建築でも同じだと思いますが、私の場合も、先ずはお施主様の要望を聞いた上で庭全体の大まかなレイアウトを考えてゆきます。
ここに蹲、とかいうのではなく、ここは「何々ゾーン」といった具合に、ほんと大まかにです。
初めから具体的なことを考えていくと私の場合後が詰まってしまうので、必ず大まかに全体の機能をレイアウトすることから始めます。
では、今回はここまで。
また次回に続きます。