先日、日帰りで日光へ行って来ました。
この10年間、日光へは毎年お参りに行っています。
東照宮で御祈祷してもらい、「磐裂神社(いわさきじんじゃ)」という神社にお参りするのがお決まりのコース。
磐裂神社
「磐裂神社」は、東照宮などがある山ではなく、少し歩いた民家がある町中にあります。
昔その町は職人が多く住んでいて「大工町」という町名だったそうです。
そしてその職人さんたちがお参りしていたのがこの「磐裂神社」。
この神社は妻と裏日光と呼ばれる「憾満ヶ淵」へ向かう途中偶然見つけました。
同じ職人としてこの神社との出会いは運命的な気がして、それ以来毎年お参りしているのです。
磐裂神社の脇の風景
いつもは旧暦の新年が明ける2月頃行っていましたが、今年はコロナの影響もあってここまで遅くなってしまいました。
初めの頃は近くの宿に泊まってましたが、さすがに何年も行っているとそれも飽きて、最近はキャンプをしたり、自転車を持っていってキャンプ場から自転車で東照宮付近に行ったりと色々と楽しんでいます。
でも今年は初の日帰り、片道150キロくらいと思ってましたがあまかったようで、普段高速道路をあまり運転しない私にはこれが思ったよりもキツく、帰った頃には背中がガチガチ、鉄板のように硬くなってクタクタになってしまいました・・。
そもそも東照宮へお参りに行くようになったのは、友人数人と旅行で行った事がきっかけでした。
その時の友人の一人が一生買い換えることなくご利益が続く?と言う「金の破魔矢」なるものを購入、これにはみんな笑って驚きましたが、なんだかんだつられて他のみんなも買ってしまいました笑。
しかしそれ以来、職業病でもある腰の痛みがあまりなくなったり、何となく運が向いて来たきがしたんですね。
そして植浩として独立後、今度は妻ともう一度旅行で日光へ行きました。
その時はちょうど前厄だったので、厄払いと植浩の発展を願って御祈祷をして頂きました。
御祈祷は人生初、それが何とも心地良く、守られている気もしました。
それ以来我が家では毎年日光へお参りに行くのが定番となり、仕事で大きな怪我もなく、業績も順調に伸びている気がします。
あと東照宮でのもう一つの楽しみが「家康公のご遺訓おみくじ」!
残念ながら今年は新型コロナウイルスの感染対策としておみくじは中止となってましたが、これが何故かその時の自分の背中を押してくれる感じの内容に合っているんですよね。
色々と戒めてくれる事が書いてあったりして。
まあ、解釈によってどうとでも取れるのかもしれませんが、迷いのある時は特に楽しみにしています笑。
今年はおみくじは引けませんでしたが、輪王寺というお寺さんで「逍遥園」という庭園を見る事ができました。
今まで何度も日光に行っているのに、なんとこの庭園は行った事が無かったことに妻と驚き、しかも作庭はあの小堀遠州!庭師として本当に恥ずかしい限りです・・。
その庭園は入る前から素敵でした。
そこに庭園があると知る前から、うっすらと紅葉の始まっている日光の山を背景に大変効果的に美しく重なっていて、しばらくうっとりと眺めてしまうほど。
そして「あれ?そこに何かある!」と、暫くしてから庭園の存在に気付くほど山と自然と馴染んでいました。
中に入ってももちろん素敵な景色が広かっていました。
針葉樹を所々に効果的に配すことで奥行きを出し、紅葉する落葉樹を引き立たせていました。
そしてまた「京都へ行きたい病」が夫婦共々発症してしまいました笑。
家に戻って逍遥園を検索したら紅葉のライトアップで有名だったんですね。
ま、兎にも角にも、今年も日帰りではありましたが無事に「東照宮」と「磐裂神社」にお参りに行けてホッとしております。
今年も後少しですが、この後も無事に怪我の無いよう仕事を頑張って行きたいと思います!