今日は竹屋のタケジさんで毎月一回行われている勉強会に参加してきました。
技術向上の為、仕事が重ならない時はなるべく参加するようにしていますが、何より、同じ志を持った仲間と時間を共にすることで、庭仕事への志気がグンと高まります!
今日のメインは撞木(しゅもく)造り。
撞木とはT字に木と木をつなぎ合わせたもので、枝を支えるときにつっかえ棒として入れたりするものです。
呼び名としては頬杖の方が一般的ですかね?
元はお寺の鐘を打ち鳴らす棒をよんだらしく、その形に似ているものは撞木が付いている事が多いようですね。
シュモクザメもその一つ。
サッとした仕事では簡単に丸太と丸太を釘やカスガイ、もしくはビスで止め、シュロ縄で縛って固定する方法で良いですが、見せる仕事にはやっぱり丁寧にホゾを切って、差し込みにし、ピタッと隙間無く丸太を繋ぎたいものです。
今日はノミやケガキなどを使ってピタッと収める要領やコツをいろいろと教わりました。
こんな風に丸太の頭を加工し、上に乗る相手方には穴を開けます。
そして下の写真のようにピタッと収めます。
これがなかなか難しいのですが、今日はいろいろとコツを勉強させて頂き、大分綺麗に仕上げることが出来ました。
午前中に撞木の講習を追え、午後からは刃物の研ぎ方を勉強し、最後は枝折り戸の編みこみを練習して終わりました。
天気も良かったし、鶯の声を聞きながらの勉強会、実にした一日を送れました!
最後にみんなで作った撞木と枝折り戸をパシャリ!!