自宅の納屋造り

最近、自宅の空きスペースに納屋を造っています。
以前住んでいた建物が取り壊しのため出なくてならず、この場所には一昨年の秋に越してきました。
上下二階ある鉄筋コンクリートの家ですが、ガレージが二つと、角地に庭のようなスペースがあり、場所も気に入っていますが、その収納力の高さに惚れ込みこの家に決めました。
そしてその冬にはすぐ納屋を造る気でいましたが、仕事の庭作りなどで忙しく、あれよあれよという間に手入れ時期に突入、あっという間にまた冬が訪れて、今年こそ!と、納屋作りが始まりました。
今回のテーマというか、ポイントはこうです。
以前の時同様、自宅とはいえ賃貸なのでなるべく予算は抑えること!
解体のことを考え、なるべくホゾや釘は使わず、ビス、アングルで止めること!
そして、景観にあったものを造る!
うちの目の前はお寺さん、通りを挟んでお向かいさんと斜向かいさんは生垣やら松やらある大きなお屋敷なので、ここも大事なポイントです。
そこでこんなラフを書いてみました。
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寸法はでたらめですけど、まあ、こんな感じでいこうかと。
全体は土壁、水切りとして腰には竹の建仁寺貼り、手前には黒穂で袖垣を造ります。
とは言え、仕事ではないので図面も寸法も決めず、行き当たりばったりで空き時間を使って楽しみながらこつこつと造ってみます。
今は黒穂のかきつけの途中ですが、そこまでの写真です。
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まず考えながら柱を活け込みます。
本来、丸太に芯墨を出すのですが、時間短縮で見た目で活け込んでしまいましたが、それが後から苦労することに・・。
やっぱりちゃんとやらないと返ってきますね、反省です。
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今回下地窓を造ってみることに!
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黒穂の段取りです。
写真はないですが、忍び竹を仕込んで、7割はかきつけました。
全てコツコツ一人作業なので考えながらのんびりですが、整地からここまでで延べ3日から4日といったとこでしょうか?
また順次アップしていきます!