この間、いつもの折原親方から良い言葉を聞きました。
平櫛田中(ひらぐしでんちゅう)という彫刻家の言葉です。
「刃物が切れすぎると、仕事が痩せる」
これは技術に走りすぎると感性が失われる・・と言ったような意味です。
はっと思わせる言葉です。
確かに・・技術ばかりを見せようと思うと、これでもか!とばかりに、これ見よがしの仕事になり勝ちです。
仕度七部に腕三部(したくしちぶにうでさんぶ)なんて言葉もあります。
これは良い意味で、腕も大事だが職人は身なりも大事。
ようは、腕より心意気ってやつでしょうね。